フェイスブック利用者データ破棄の確認作業は保留-英当局調査の間

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  • ストルツフリードバーグがデジタル鑑識を実施する予定だった
  • 英情報コミッショナー事務局が保留を要請、令状請求へ
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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無断で共有されていた5000万人のフェイスブックユーザーの個人情報が、ケンブリッジ・アナリティカの主張の通りに破棄されたかどうかを検証する作業は、英当局の調査が行われる間、保留となった。

  フェイスブックは19日、ケンブリッジ・アナリティカがこれらデータをなお保持していないか判断するデジタル鑑識に同社が同意したと発表していた。鑑識はサイバーセキュリティーサービス会社ストルツフリードバーグが実施する予定だったが、フェイスブックはその後、「独自の現地調査を行うため令状を請求すると発表した英情報コミッショナー事務局(ICO)の要請を受け、ストルツフリードバーグの担当者らは降りた」と説明した。

  ケンブリッジ・アナリティカは、フェイスブックユーザーに関する情報を英ケンブリッジ大学の研究員から入手。この研究員アレクサンドル・コーガン氏はフェイスブックの承諾なしで同データをケンブリッジ・アナリティカと共有していた。これまでの報道によれば、コーガン氏が作成した性格分析アプリを27万人のフェイスブックユーザーが利用し、これらユーザーは自身と友人に関するデータへのアクセスを同アプリに許可していた。フェイスブックによると、コーガン氏もデジタル鑑識を受けることに同意した。

  ケンブリッジ・アナリティカは2016年の米大統領選でトランプ陣営に起用されたデータ会社。同社によるデータ保有をフェイスブックが知ったのは15年。ケンブリッジはその時点で破棄する義務があったが、それを怠ったと報じられていた。同社はデータを破棄したと主張、不正を否定している。

原題:Facebook Says Cambridge Analytica Audit on Hold Amid U.K. Probe(抜粋)

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