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米国、輸入関税免除と引き換えに対中貿易政策への協力求める-関係者

  • 米USTRが輸入関税免除の5条件を提示と欧州当局者
  • 条件は中国の慣行のWTOへの提訴で米国に協力するなどの内容

トランプ米政権は鉄鋼・アルミニウム輸入関税の免除を求めている国に対し、免除と引き換えに中国の通商政策への反対で米国と手を組むよう圧力を加えている。欧州の当局者が明らかにした。

  ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が輸入関税免除の交渉を主導している。米国の貿易相手国や米企業が免除・除外を求めているが、輸入関税は23日に発効する。

  欧州当局者が匿名を条件に明らかにしたところでは、ライトハイザー代表は輸入関税免除の5つの条件を示している。この情報はブルームバーグが確認した欧州連合(EU)欧州委員会の内部文書にも含まれていた。5条件は別の米国外の当局者によっても確認された。

  5つの条件は以下の通り。

  • 鉄鋼・アルミの対米輸出を2017年の水準に制限
  • 貿易をゆがめる中国のさまざまな政策に積極的に対処
  • 20カ国・地域(G20)のグローバル鉄鋼フォーラムで米国に対しより協力的かつ積極的になる
  • 中国の慣行の世界貿易機関(WTO)への提訴で米国に協力する
  • 安全保障面で米国との協調を強める

  USTRにコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:U.S. Said to Seek Alliance Against China in Tariff Relief Talks(抜粋)

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