モラー特別検察官に解任臆測、トランプ氏攻撃に共和党総じて沈黙

更新日時
  • トランプ大統領:「紛れもない魔女狩り!」と19日ツイート
  • グラム上院議員は警告、「解任はトランプ政権終わりの始まり」

トランプ大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

ロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官が解任されるとの臆測がまた広がっている。トランプ米大統領が週末に同氏を直接非難したことに対し、共和党から反発の声がほとんど聞こえてこない。

  リンゼー・グラム上院議員(サウスカロライナ州)は、モラー氏解任となればトランプ政権終了の始まりになりかねないと警告。同議員を除いては、共和党は総じて沈黙を守っている。

  共和党の姿勢が不透明なことを、トランプ氏は自分の行動に対する暗黙の承認と受け止める可能性がある。先週ティラーソン国務長官を解任したトランプ大統領は、閣僚や側近のさらなる陣容入れ替えを検討しているとみられている。

  ホワイトハウスのタイ・カッブ特別法律顧問は18日夜、大統領はモラー特別検察官の解雇を「検討もしていないし、協議もしていない」との声明を発表。しかしトランプ氏はこれまで、モラー氏およびその捜査への募る憤りを明確にしている。大統領は19日朝、「とてつもない利益相反であり、紛れもない魔女狩りだ!」とツイッターに投稿した。

  ホワイトハウスのギドリー報道官は大統領専用機の機内で、「大統領はロバート・モラー氏排除へ動いていない」と述べた。

原題:Trump’s Attacks Seen Raising Risk to Mueller Amid GOP’s Silence(抜粋)

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