中国全人代、習国家主席を再選-ナンバー2に反腐敗主導の王岐山氏

  • 69歳の王氏が国家副主席-経済改革派としても知られる
  • 習氏は事実上、自らを国の中心に位置付けた-トリビアムのイン氏

中国の全国人民代表大会(全人代)は17日の全体会議で、習近平国家主席を全会一致で再選した。国家副主席には王岐山・前共産党中央規律検査委員会書記が選出され、事実上のナンバー2として習主席の2期目を支える。

  全人代は国家主席を連続2期までとする任期制限を撤廃する憲法改正を11日に採択。5日に開幕した今年の全人代では、党総書記でもある習氏(64)の権力基盤が一段と強化された。

  

習国家主席(3月17日)

写真家:Qilai Shen / Bloomberg

  王氏(69)は習指導部の反腐敗闘争を主導。また経済改革派としても知られている。1990年代には米モルガン・スタンレーとの中国初の投資銀行設立に寄与し、ゴールドマン・サックスのトップを務めたポールソン元米財務長官らウォール街の重鎮とも長期的な関係を築いた。

  習氏の名前は憲法と党規約に書き込まれ、同氏は共産党政権にとって「建国の父」とされる毛沢東と同等の地位を得ている。コンサルティング会社トリビアム・チャイナのパートナー、イーサー・イン氏は「習氏が全てをつかさどることになるだろう。習氏は事実上、自らを国全体の中心に位置付けた」と指摘した。

習近平氏の経歴

(出所:Bloomberg)

原題:China’s Xi Caps Power Push Securing New Term, Key Ally as No. 2(抜粋)

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