ECBプラート理事:ガイダンス早期変更に反対、たるみ大きい可能性

  • ユーロ圏の労働市場に加わる人数の多さに当局者らは驚かされた
  • 早期の変更は購入終了について誤ったメッセージを送りかねない

欧州中央銀行(ECB)のプラート理事は、政策に関するフォワードガイダンスを早期に変更することに反対の考えを示した。労働力の供給増は経済のスラック(たるみ)がこれまでに考えられていたよりも大きい可能性を示唆すると指摘した。

  チーフエコノミストのプラート理事はロイター通信とのインタビューで、ユーロ圏の労働市場に加わる人数の多さに当局者らは驚かされたと述べた。労働需給が緩めば賃金、ひいてはインフレの上昇圧力をそぐことになる。

  プラート理事は債券購入プログラムが近く終了することを投資家が見込んでいると認める一方、「私としては、あまりに早くガイダンスを変更することはしない考えだ。資産購入終了について誤ったメッセージを送りかねないからだ」と述べた。「終了の日付や期限というものはない」と付け加えた。

  ECBは債券購入を少なくとも9月まで継続するがインフレ見通しの弱さが続く場合は延長できるとしている。

原題:ECB’s Praet Warns Against Early Shift in Guidance on Stimulus(抜粋)

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