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JPモルガン、IPO手掛けたバイオ企業の投資判断引き下げ

  • ソリッド・バイオサイエンシーズ株は65%安、IPO価格下回る
  • FDAは希少疾患向け療法の臨床試験差し止め-患者入院で

米銀JPモルガン・チェースは1月に米バイオテクノロジー企業、ソリッド・バイオサイエンシーズの上場を支援したが、今では同銘柄を売るよう顧客に勧めている。

  JPモルガンのアナリスト、アヌパン・ラマ氏は15日、ソリッド・バイオサイエンシーズの投資判断を「アンダーウエート」、目標株価は9ドルにそれぞれ引き下げた。同社は14日、男児がかかる希少な変性疾患向け遺伝子導入療法について、米連邦食品医薬品局(FDA)から臨床試験差し止めの通知を受けたと発表。患者が入院したためだという。ラマ氏の従来の投資判断は「中立」、目標株価は28ドルだった。

  15日の米株式市場でソリッド・バイオサイエンシーズの株価は下落し、前日比65%安の9.32ドルで終了。新規株式公開(IPO)価格の16ドルを大きく下回る水準となった。同IPOはJPモルガンが引き受け幹事を務めていた。

  ラマ氏は顧客向けリポートで、同社のプログラムについて、臨床試験をいつ再開できるか、また競合他社にどの程度の地盤を奪われるかといった「複数の懸念が現在はある」と指摘した。

原題:JPMorgan Tells Clients to Sell Biotech It Helped Take Public(抜粋)

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