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韓国は静観、トランプ米大統領が軍事支援縮小を示唆でも

更新日時
  • トランプ大統領:米国は貿易と軍隊の両方で損をしている
  • 外国首脳の発言のたびにコメントする必要はない-韓国大統領府

15日からの米韓自由貿易協定(FTA)再交渉の第3回協議を前に、トランプ米大統領は長年の同盟国である韓国への軍事支援を縮小させる可能性を示唆した。だが、韓国側の反応は控えめだ。

  ワシントン・ポスト紙が入手した演説の録音によると、トランプ大統領は14日にミズーリ州での会合で、「われわれは対韓国貿易で極めて多額の赤字となっているが、韓国を守っている」と発言。「米国は貿易と軍隊の双方で損をしている。こうした中、韓国に米軍3万2000人を現在配備している。どうなるか見守ろうではないか」と語った。

  これに対し韓国大統領府は16日のテキストメッセージで、「外国首脳の発言のたびにコメントする必要はない。この件で何も言うことはない」との立場を示した。

  トランプ大統領の韓国に関するコメントは30分間の演説の一部。大統領はその中で、カナダや日本など複数の主要貿易相手国についても不公正な貿易慣行に従事しているとして批判した。大統領は「われわれの同盟国は自国のことを気に掛け、米国のことは心配していない」と述べた。

  トランプ大統領の発言に関する報道に対し、米国防総省は15日、米韓関係は「過去最強だ」とコメントした。

  また、トランプ大統領が先に駐オーストラリア大使に指名すると発表したハリー・ハリス米太平洋軍司令官は15日、上院軍事委員会で証言し、韓国から米軍を撤退させるようなことがあれば、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は喜んで、「勝利のダンスをするだろう」と話した。

President Trump Arrives To The White House After Travel To St. Louis

トランプ大統領

フォトグラファー:Eric Thayer / Bloomberg

原題:South Korea Shrugs Off Trump’s Latest Threat to Draw Down Troops(抜粋)

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