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サウジが一部の独企業との取引制限、外交上の対立で-関係者

更新日時
  • 独企業との必要不可欠でない一部契約を更新しないよう指示
  • ドイツ銀のサウジアラムコIPOに関する業務などに影響も

サウジアラビアがドイツとの外交上の対立で、一部の独企業との取引を制限している。事情に詳しい関係者が明らかにした。問題が非公開であることを理由に匿名を条件に語った。

  関係者のうち2人によると、昨年11月の当時のガブリエル独外相の発言後に、サウジの政府機関は独企業との必要不可欠でない一部契約を更新しないよう指示された。不可欠なビジネスは通常通り行われているという。

  サウジアラビアはムハンマド・ビン・サルマン皇太子の権力掌握に伴い、外交政策で自国の権利をより強く主張し始めている。関係者3人によれば、更新が危ぶまれている契約には、ドイツ銀行がサウジアラムコの新規株式公開(IPO)に関して獲得する可能性がある業務契約などが含まれる。

  世界的に人員削減を推し進めているドイツ銀は、サウジの証券取引所が新興市場に格上げされる可能性や債券や株式セールスの見通し改善を踏まえてサウジ事業を拡大し、同チームを約90人に増員した。

  サウジとドイツの関係悪化のきっかけになったのは昨年11月13日、当時のハリリ・レバノン首相がサウジ滞在中に突然辞意を表明した後、ガブリエル外相がブリュッセルでレバノンはサウジの「手先」だと示唆する発言をしたことだった。これを受け、サウジ政府は駐独大使を召還した。

  サウジの国際通信センターは、この件に関する情報がなくコメントできないとした。ドイツ銀とドイツ政府報道官は共にコメントを控えた。

原題:Saudi Arabia Is Said to Block Some German Business Over Rift(抜粋)

(ドイツ銀に関する情報などを追加して更新します.)
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