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独バイエルの米モンサント買収、米反トラスト当局が難色-関係者

  • バイエルが提案した資産売却は十分でないと米当局は認識
  • 買収完了に向けた両者の交渉は続く、政府の最終判断は数カ月先か

ドイツのバイエルは米モンサント買収計画で反トラスト当局の承認に向けて取り組んでいるが、競争が損なわれると懸念する米当局の要求を満たせていないと、事情を知る関係者2人が明らかにした。

  関係者によると、米司法省反トラスト部門は、バイエルの事業売却提案は十分でないと認識している。調査が非公開のため匿名で取材に応じた関係者の1人は、米政府はバイエルがより多くの資産を売却してこの懸念を解消することを望んでいると話した。

  この関係者の話では、両者間では交渉が続いており、米政府が最終判断を下すまでには数カ月かかるとみられる。バイエルが政府の懸念の解消に向けた対策を講じているため交渉は建設的だと、この関係者は続けた。

  報道を受けてモンサントの株価は一時5.6%安とここ2年で最大の下げを記録し、バイエル株は下落に転じた。バイエル、モンサント、司法省はいずれもコメントを控えた。

原題:Bayer Is Said to Face U.S. Antitrust Hurdles Over Monsanto (2)(抜粋)

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