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米共和上院議員2人が否定的な見方、国務長官とCIA長官候補に

  • ポール、マケイン議員が両候補の水責め支持を問題にした
  • 迅速な決定が望まれる中、指名承認プロセスは難航が予想される

トランプ米大統領が指名した国務長官と中央情報局(CIA)長官の後任候補に対し、上院共和党議員の間から否定的な見方が出ている。トランプ政権は迅速な後任決定を望んでいるものの、指名承認プロセスは難航が予想される。

  ポール上院議員(共和)は14日、ポンペオCIA長官の国務長官起用と、ハスペルCIA副長官の長官昇進に自分は反対すると表明。両氏とも過去に水責めなどの「強化尋問技術」を支持していたが、これは認められない拷問だと指摘した。来月にポンペオ氏の指名承認を検討する上院外交委員会に属する同議員は、「何としても彼らの就任を阻止する」と述べた。

  また、水責め反対派を主導するマケイン上院議員(共和)も13日の発表資料で、ハスペル氏の「CIAにおけるキャリアはいわゆる『強化尋問技術』プログラムに幾度も関わってきた」ため、拷問について同氏により詳しく尋ねるつもりだと述べた。

  トランプ大統領はティラーソン氏を13日に解任した後、外交政策チームの再建を目指しており、同政権は迅速な指名承認を求めている。上院の議席数は共和51、民主49のため、民主党が指名反対で結束した場合、共和党議員の造反は後任候補にとって打撃となり得る。

  共和党指導部がポンペオ、ハスペル両候補は承認されると確信していると述べているのに対し、民主党は明確な見解を示していない。マコネル共和党上院院内総務は両候補は「全く適任だ」と発言。一方、シューマー民主党上院院内総務は、現時点では反対投票を促すつもりはないと述べたが、ポンペオ氏の承認プロセスはトランプ政権のロシア政策の是非を問うものになると指摘した。

原題:Trump’s Picks for State, CIA Hit Potential Senate Roadblocks (1)(抜粋)

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