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Photographer: Daniel Acker
cojp

「金融買い・公益売り」を巻き戻す動き-金利低下で人気戦略に転機か

  • 14日の米国株で上昇したセクターは公益事業のみ、金融は3日続落
  • 金利低下に伴い公益事業の安定配当の魅力が相対的に高まる
Electrical lines hang from transmission towers near the natural gas fired 1200-megawatt Kendall Energy power plant, owned by Dynegy Inc., in Minooka, Illinois, U.S.
Photographer: Daniel Acker

一段の金利上昇を見越した「金融買い、公益事業売り」という人気の株式投資戦略が解消されつつある。

  14日の米S&P500種株価指数で上昇が目立ったセクターは、米国債利回りが昨年11月以降最も長い上昇局面に向かう中で最大の打撃を受けた公益事業だ。金利上昇で恩恵を受ける金融株は1.2%安と3営業日続落した。

Rate Wagers Unwind?

  10年債利回りが4年ぶり高水準から低下して公益事業の安定配当の魅力が相対的に高まる中、この逆転現象は理にかなっている。長期チャート上における公益事業株の相対パフォーマンスの変化は、今年の公益事業セクターに対して弱気な賭けを引き上げ、金融株にフォーカスした上場投資信託(ETF)に360億ドル(約3800億円)相当の資金を投入した株式投資家にとって頭痛の種となる。

Bets on Higher Rates

  もっとも、今週はローテーションが起きたにせよ、金融株買い・公益事業株売りの戦略は過去1年で見ればなお十分なリターンを示している。同期間に金融株が17%上昇したのに対し、公益事業株は約2%下落した。

原題:Stock Investors Are Unwinding a Big Fed Trade as Yields Slide(抜粋)

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