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Photographer: Jin Lee
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【米国株】S&P500種が小幅安-ダウ平均は上昇

更新日時
The New York Stock Exchange (NYSE) logo is displayed above the trading floor in New York, U.S., on Tuesday, June 24, 2014. U.S. stocks rose, with equity benchmarks trading near all-time highs, as data showing a gain in consumer confidence and a surge in sales of new homes boosted optimism about growth in the world’s largest economy.
Photographer: Jin Lee

15日の米株式相場ではS&P500種株価指数が小幅安。資本財やテクノロジー関連が上げた一方、消費関連やエネルギーは売られた。米国債市場では10年債利回りがほぼ横ばい。一時は2.80%を割り込む場面もあった。

  • 米国株はS&P500種が小幅安-ダウ平均は上昇
  • 米国債はほぼ横ばい-10年債利回り2.82%
  • NY原油は続伸、米生産増も供給不足をIEAが警告
  • NY金は続落、クドロー氏の「王様ドル」発言を意識

  米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を来週に控えていることから市場では様子見姿勢も強く、S&P500種構成銘柄の出来高は平均を17%程度下回った。同指数はこれで4日続落。朝方発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想以上に上昇、新規失業保険申請件数は予想以上に減少したことで経済の力強さが示唆された。来週のFOMC会合での利上げは、市場ではほぼ織り込み済みだが、今後の利上げペースの予想を引き上げるかどうかはまだ不明だ。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下げて2747.33。ダウ工業株30種平均は115.54ドル(0.5%)上昇の24873.66ドル。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時49分現在、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満上昇し2.82%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。米国のシェール油生産は過去最高水準に増加したものの、国際エネルギー機関(IEA)は世界的な供給不足の状況が差し迫っていると指摘した。この日はバレル当たり61ドル付近で推移し、値動きは72セントのレンジにとどまった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は前日比23セント(0.4%)高の1バレル=61.19ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は23セント上げて65.12ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落。2週間ぶりの大幅安となった。米国家経済会議(NEC)の次期委員長となるラリー・クドロー氏が「私は王様ドルを買い、金を売るだろう」と、CNBCのインタビューで発言したことが手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は前日比0.6%安の1オンス=1317.80ドルで終了した。

  ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのシニアポートフォリオ・アドバイザー、ケビン・キャロン氏は「製造業関連の統計と減税第2弾の可能性が、ここ2週間にやや鈍化した成長見通しを押し上げるだろう」と指摘した。

  パイプライン株は大幅安。連邦エネルギー規制委員会(FERC)が、マスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)に対する税額控除の一部を撤廃したことが背景にある。

  また国家経済会議(NEC)の次期委員長となるラリー・クドロー氏が中国に対して厳しい姿勢を示したことから、市場では米政権が保護主義的な色合いを強めるとの見方も広がっている。

原題:Stocks Mixed Before Next Week’s Fed Rate Report: Markets Wrap(抜粋)
Oil Holds Gains Near $61 as Impending Supply Gap Eclipses Shale
PRECIOUS: Gold Declines as Traders Mull Kudlow’s ‘King Dollar’

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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