ドイツ、第4次メルケル政権発足-トランプ大統領の関税など課題山積

更新日時
  • 議席数709の連邦議会で364議員が支持
  • キリスト教民主・社会同盟と社会民主党の大連立

ドイツでは14日、アンゲラ・メルケル氏が首相に宣誓就任した。トランプ米大統領の輸入関税への対応や中国との競争など、課題を山積して第4次メルケル政権が発足した。

メルケル首相とSPDのマーティン・シュルツ党首

写真家:ショーンギャラップ/ゲッティイメージズ

  メルケル首相は16日にフランスを訪れ、マクロン大統領とユーロ圏の強化について話し合う。

  昨年9月の総選挙から政権成立までにほぼ半年を要し、メルケル氏の指導力について懸念も浮上したが、トランプ米大統領が欧州連合(EU)に貿易戦争を仕掛けようとしている今、メルケル氏への期待は膨らんでいる。

  ドイツの機械工学業界協会のティロ・ブロットマン氏は、「政府はこれまでよりはるかに強力に、自由貿易を擁護し推進しなければならない」とのコメントを発表。米国は通商政策で「火遊び」をしており、中国は世界的な競争相手として力を増していると指摘した。

  議席数709の連邦議会(下院)で、364議員がメルケル氏(63)を支持した。キリスト教民主・社会同盟(CDU・CDS)と社会民主党(SPD)の大連立の下で過半数を確保した。下院議長となったショイブレ前財務相はメルケル氏に「困難な道のりだが誠心誠意、成功を祈る」と述べた。

原題:Merkel Seals Fourth Term in Parliament Vote Ending Longest Wait(抜粋)
Merkel Is Pressed to Stand Up to Trump on Trade as Term Begins

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