中国投資、ブラックストーン株を全て売却-IPO以来の投資に幕

  • 2月22日現在、CICの持ち分はゼロ-ブラックストーン年次報告書
  • IPO後に一時89%下落したブラックストーン株、その後ほぼ9倍に

中国の政府系ファンド(SWF)の中国投資(CIC)は、保有する米投資会社ブラックストーン・グループの株式を売却した。これによりCICは、新規株式公開(IPO)以来10年余り続けてきたブラックストーンへの投資に終止符を打った。

  今月の早い時期に公表されたブラックストーンの年次報告書によると、2月22日現在でCICが保有するブラックストーン株はゼロとなった。株式売却については英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が13日に先に報じており、売却は「極めて段階的」に行われたという。CICの広報に電子メールを送ったが、今のところ返答はない。

  ブラックストーンの広報担当者(ニューヨーク在勤)は、「われわれはCICとの提携を非常に高く評価するとともに、当社に対する長期投資に感謝している」と発言。「われわれはCICの主要なアセットマネジャーの1社として、この重要な関係を拡大し続け、緊密に協力することを楽しみにしている」と述べた。

  CICは2007年半ばにブラックストーンの株式の9%を30億ドル(現在のレートで約3200億円)で取得。CICにとって最初の投資案件の1つだった。ブラックストーンの株価はジェットコースターのように激しく変動。IPO後から09年2月にかけて89%下落したが、その後の上昇ではほぼ9倍になった。

原題:China Wealth Fund Sells Out of Blackstone Stake Held Since IPO(抜粋)

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