豪タスマニア島に中国人が殺到-モデルの写真や習主席訪問で人気上昇

オーストラリアで最も急成長している観光地は、人口50万人の静かな島タスマニアだ。

  豪州の南海岸沖にあるタスマニア州は多くの本土の住人から依然へき地扱いされているにもかかわらず、海外からの観光客が殺到している。海外観光客のタスマニアでの支出は2017年に31%増え、過去3年間では90%増加した。

タスマニアの海岸線で自撮りする観光客

Photographer: Leisa Tyler/LightRocket via Getty Images

  14日に発表された政府のデータによると、中国人観光客はオーストラリアでの国別の支出で引き続き首位となっている。中国人観光客のタスマニア人気は、2013年にモデルのチャン・シンユー(張馨予)さんが同州の観光地で購入したラベンダーが中に詰められたテディベアを抱いた自撮り写真を投稿したことで火が付いた。中国の習近平国家主席が翌年同州を訪問した後、人気はさらに高まった。

Isle Be Seeing You

Big Australian cities are so 2016

Source: Ministry for Trade, Tourism and Investment

2017 increase in international visitor spending by state

  タスマニア州の観光客は、州都ホバートにある世界的に有名なアートギャラリーや、世界遺産に登録されている原生地域、ワイナリー、成長著しい飲食業界に加え、きれいな空気を堪能できる。

  海外観光客による豪州での支出は昨年に6%増の413億豪ドル(約3兆4600億円)と過去最高だった。中国人観光客の支出は前年比14%増え、過去最高の104億豪ドルを記録。一方、米国人の支出は3%増。インド人の支出は16%増と、伸び率は国別で最大となった。

原題:The Sleepy Australian Island the Chinese Are Flocking To(抜粋)

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