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Photographer: Xaume Olleros
cojp

【NY外為】ドルが総じて安い、米国務長官にポンペオ氏指名で

更新日時
  • ティラーソン国務長官解任がドル圧迫、米の保護主義の高まりも警戒
  • ドルはカナダ・ドルに対し大幅高、カナダ中銀総裁発言受け
U.S. one-hundred dollar bills are arranged for a photograph in Hong Kong, China, on Monday, July 20, 2015.
Photographer: Xaume Olleros

13日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対し下落。トランプ大統領がティラーソン国務長官を解任し、ポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に指名したことを受けて市場のリスク選好度が低下した。

  ドル指数は米インフレ指標が落ち着いた内容だったことから上げ幅を縮小し、政策に関してトランプ大統領に近いとされるポンペオCIA長官が国務長官に指名されるとの報道を受けて下落に転じた。ただ、米ドルがカナダ・ドルに対して2月2日以来の大幅上昇となる中、その後は下げをほぼ埋めた。

  ニューヨーク時間午後4時40分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%未満の上昇。ドルは円に対して0.1%上げて1ドル=106円54銭。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.2390ドル。

  トランプ大統領が国境の壁建設を推進し、ブロードコムによるクアルコムの買収を阻止する大統領令に署名したことから、市場は米国における保護主義の高まりに神経をとがらせた。トランプ大統領が中国に対し300億ドル相当の輸入に賦課する関税案を検討していると、ポリティコは報じた。

Lower Loonie

  ドルはカナダ・ドルに対し、一時は1.1%高の1米ドル=1.2984カナダドルまで上昇。カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁が、利上げには引き続き慎重なアプローチをとると述べたのが手掛かり。


欧州時間の取引

  2月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ドル指数は前日の下落分を一部回復。日本株の上昇を受けたショートカバーの動きを受け、ドルは円に対して最も大きく持ち直した。一方、ユーロは材料難の中、方向感の乏しい展開となった。
原題:Dollar Drops After White House Shakeup Brings in CIA’s Pompeo(抜粋)
Dollar Rebounds Before Inflation Data as Euro Awaits Catalyst(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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