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米スプリント、無線周波数帯裏付けの社債第2弾発行へ-最大4200億円

  • 無線通信網をアップグレードするための設備投資資金を調達する
  • 2月には3年ぶりにジャンク債15億ドル相当を起債した
Pedestrians walk past a Sprint Corp. store in Washington, D.C., U.S., on Friday, Oct. 24, 2014.
Pedestrians walk past a Sprint Corp. store in Washington, D.C., U.S., on Friday, Oct. 24, 2014. Photographer: Andrew Harrer
Pedestrians walk past a Sprint Corp. store in Washington, D.C., U.S., on Friday, Oct. 24, 2014.
Photographer: Andrew Harrer

米4位の携帯電話事業者スプリントは、無線通信用の周波数帯を担保とする社債の第2弾を発行する。無線通信網をアップグレードするための設備投資資金を調達する。

  12日の発表資料によると、スプリントは最大39億4000万ドル(約4200億円)相当の社債を2つのトランシュに分けて起債する。詳細の非公開を理由に関係者の1人が匿名を条件に語ったところでは、7年債と10年債となる。

  スプリントが周波数帯を担保とする社債を初めて発行したのは2016年10月。コベナント・レビューやエクストラクト・リサーチなどのアナリストによると、スプリントが子会社への資産移管でこれら社債の契約書に違反し、デフォルト(債務不履行)に相当するのではないかとの観測が今年に入り浮上していた。これらアナリストおよびミシェル・コンブ最高財務責任者(CFO)は、こうした解釈を否定している。

  コンブCFOは12日のインタビューで、「当社の周波数帯のプログラムに関連し、コベナンツの違反はなかった。市場環境が適していたため、われわれは高利回り債の方を若干速いペースで進めた。周波数帯の方はやや時間がかかった」と語った。

Maturity Wall

Sprint has more than $5.5 billion of debt due in fiscal 2019 alone

Source: Company filing

  同CFOは2月2日の決算に関する電話会議で、周波数帯を裏付けとする社債の第2弾を「向こう数週間以内」に起債するか、高利回り債など他の市場を利用することを検討すると発言していた。同社は先月、3年ぶりにジャンク債15億ドル相当を起債した。12日に発表された周波数帯を裏付けとする社債に対し、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは投機的水準を2段階上回る「Baa2」の格付けを付与した。

原題:Sprint to Sell Up to $3.94 Billion of Spectrum-Backed Bonds (1)(抜粋)

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