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ブロードコム:シンガポールから米国への本社移転計画を前倒し

The Broadcom headquarters in Singapore.

The Broadcom headquarters in Singapore.

Photographer: Ore Huiying/Bloomberg

The Broadcom headquarters in Singapore.

Photographer: Ore Huiying/Bloomberg

シンガポールに登記上の本社を置くブロードコムは、4月3日までに米国への移転を完了させる見通しだと明らかにした。同社が1170億ドル(約12兆4700億円)規模の敵対的買収を提案しているクアルコムでは4月5日に株主総会の開催が予定されている。

  ブロードコムは当初5月6日の移転完了を予定していたが、手続きのペースを速めている。クアルコムへの買収提案を巡る対米外国投資委員会(CFIUS)の審査を回避する狙いがある。

  クアルコムは当初3月6日の株主総会開催を予定していたが、CFIUSは5日、国家安全保障上の脅威の可能性について審査するため株主総会の30日間延期を命じた。株主総会は新たに4月5日に予定されているが、CFIUSによる審査の期間は30日を超える可能性が高い。

  ブロードコムは12日の発表資料で、「ブロードコムによるクアルコム買収提案は、ブロードコムが発表済みの米国回帰計画の完了が前提となっている」とし、「要するに、ブロードコムが米国回帰の完了前にクアルコム買収を計画することは決してなく、米国が示している国家安全保障上の懸念は買収完了のリスクではないということだ」と説明した。

原題:Broadcom Advances Headquarters Move From Singapore to U.S.(抜粋)

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