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ボラティリティーの「魔人」、居座っている可能性-ガンドラック氏

  • VIX指数、警戒解除シグナルをマーケットに送っていない可能性
  • マーケットは「重大な岐路」に立たされている

ダブルライン・キャピタルの最高経営責任者(CEO)で資産家のジェフリー・ガンドラック氏は、CBOEボラティリティー指数( VIX)について、急変動への警戒解除シグナルをまだ金融市場に送っていない可能性があるとの見方を示した。

  同氏は9日遅くにツイッターへの投稿で、マーケットは「重大な岐路」に立たされていると指摘。その上でボラティリティーを引き起こす「魔人がランプの中に戻ったかと言えば、私は懐疑的だ」と述べた。

  9日のVIX指数は前日比11%低下の14.64で終了、比較的落ちついていた昨年の終値ベースでの高値16.04(8月10日記録)を下回った。今年これまでは2月上旬に日中ベースで50を上回る急上昇も起きていた。
         

`Genie back in the bottle?'

  株式相場はそうしたボラティリティー急上昇に打撃を受けたが、その後はトランプ米大統領の輸入関税計画や米利上げペースを巡る懸念にも関わらず急速に回復。S&P500種株価指数は50日移動平均線を再び上回り、テクノロジー株は過去最高水準に戻った。それでも株式相場がいわゆる 「不安の壁」を乗り越えて上昇し続けるかどうかは現時点で不透明だ。

Working Its Way Back

  ガンドラック氏は1月、年間見通しを披露する毎年恒例のウェブキャスト「ジャスト・マーケッツ」で、米10年債利回りの3%水準は30年に及ぶ債券強気相場の終わりを示唆すると語っていた。その水準はまだ超えていないものの、2月21日には2.95%を上回っている。同氏はまた、18年は景気循環の後期に上昇する傾向がある商品がアウトパフォームするとの見通しを示している。

原題:Gundlach Says Volatility ‘Genie’ May Not Be Back in Its Bottle(抜粋)

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