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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
economics

【NY外為】ドル下落、米財政赤字懸念やロシア捜査関連報道で

更新日時
  • ポンドが対ドルで一段高、米財政収支の発表後に
  • 円とスイス・フランはしっかり、リスク選好ムードの後退で
The signature of U.S. Treasury Secretary Steven Mnuchin is seen on a 2017 50 subject uncut sheet of $1 dollar notes at the U.S. Bureau of Engraving and Printing in Washington, D.C., U.S., on Wednesday, Nov. 15, 2017.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

12日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下げ、ドル指数は日中安値を模索する場面が目立った。薄商いの中、ロシア疑惑捜査を巡る展開や米財政赤字への懸念を反映した。英国の欧州連合(EU)離脱交渉を楽観視する見方が広がり、ポンドは上昇した。

  ロシア疑惑捜査に関連し、下院情報委員会が事情聴取を終了、証言に基づく報告作成を開始する可能性があるとの報道を受け、ドル指数は下げ幅を拡大した。ポンドは主要10通貨のほぼ全てに対し上昇。英EU離脱省のウォーカー政務次官が、EU離脱後の移行期間について合意に「極めて近い」と述べたのが買いを誘った。

  ニューヨーク時間午後4時40分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.3%安。ドルは円に対して0.4%下げて1ドル=106円40銭。ユーロは対ドルで0.2%上げて1ユーロ=1.2336ドル。

Woeful Budgeting

  2月の米財政赤字は2150億ドルと、6年ぶりの水準に拡大した。統計発表を受けてポンドは対ドルで午後に一段高となり、0.5%高の1ポンド=1.3918ドルで日中高値を付けた。

  円とスイス・フランは幅広く上昇。この日の米国債入札や、週内に発表予定の米インフレ指標が意識され、リスク選好ムードが後退した。

欧州時間の取引

  円が主要通貨の大半に対し上昇。麻生太郎財務相の発言が材料視された。財務相は森友文書書き換え問題を巡って辞任することは考えていないと述べた。欧州連合(EU)が米国の関税計画に対抗する姿勢をあらためて示したものの、ユーロは横ばいで推移した。

原題:Dollar Drops Amid U.S. Budget Deficit Woes, Russia Headlines(抜粋)
Yen Climbs as Political Scandal Escalates; U.S. Tariffs in Focus

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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