伊総選挙で敗北の与党・民主党、連立交渉のスタンス議論へ-12日会合

  • レンツィ党首辞任後の総意取りまとめを指導部は目指す
  • 「同盟」「五つ星」の双方が民主党に連携を呼び掛けている

約1週間前のイタリア総選挙で敗北を喫した与党・民主党の指導部は12日の会合で、連立協議においてキングメーカーの役割を果たすべきかを議論する。

  民主党指導部はローマ時間同日午後3時(日本時間同日午後11時)からの同会合で、レンツィ首相の書記長(党首)辞任を承認する予定。今月23日の議会招集後に始まる連立協議に先立ち、党としての共通スタンスについての話し合いも開始する。

  サルビーニ党首率いる「同盟」が主導する中道右派連合と、競合するディマイオ党首の「五つ星運動」の双方が民主党に連携を呼び掛けている。同盟も五つ星も上下両院で過半数議席を獲得できていないためで、選挙で敗北した民主党が重要な役回りを演じる可能性がある。

  ローマにあるグイド・カルリ社会科学国際自由大学(LUISS)のロベルト・ダリモンテ教授(政治学)は、民主党の「この会合は長期にわたりそうなプロセスの第一段階にすぎず、まずはレンツィ氏の後継者を決めなければならない」と発言。「現時点では、連立協議への民主党のアプローチはもちろん、誰が新たなリーダーになるかの予想も困難だ」と指摘した。

  同盟のサルビーニ党首は民主党に対し、こう着状態にあるイタリア政治の打開に手を貸すよう訴えた。先週、辞意を表明したレンツィ前首相は、過去最悪の選挙結果を受け、民主党は野党になるべきだと語った。同党のオルフィニ議長も同じスタンスをとっている。

原題:Italy’s Ruling Party to Chew Over Kingmaker Role After Loss (1)(抜粋)

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