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原油売りポジションが再び増加-米シェールオイル増産懸念が高まる中

  • ヘッジファンドのWTI売りポジションは今年に入って最大の増加
  • 米国の原油生産は10月までに日量1100万バレルに達する見通し
A pumpjack operates on an oil well in the Permian Basin in this aerial photograph taken over Crane, Texas, U.S., on Friday, March 2, 2018.

A pumpjack operates on an oil well in the Permian Basin in this aerial photograph taken over Crane, Texas, U.S., on Friday, March 2, 2018.

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg
A pumpjack operates on an oil well in the Permian Basin in this aerial photograph taken over Crane, Texas, U.S., on Friday, March 2, 2018.
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

米国で原油が再び供給過剰になるとの懸念が強まる中、原油市場では再び売りポジションが徐々に増えている。

  米国の原油生産が過去最高水準に達したことを受け、ヘッジファンドによるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油価格下落を見込む売りポジションは、今年に入って最大の増加を示した。石油輸出国機構(OPEC)が原油市場再均衡に向けた取り組みについて再確認した一方で、米国の原油生産は10月までに日量1100万バレルに達するとの見通しが示された。

売りポジションが増加

  ストラータス・アドバイザーズのアナリスト、アシュリー・ピーターセン氏は電話インタビューで、「投機的売りポジションを取っている市場関係者なら、米国の原油生産動向を注視するだろう」と指摘。「市場心理は若干変化し始めている」との見方を示した。

  米国の原油生産は日量1037万バレルと、週間データ集計を開始した1983年以降で最高の水準に到達。全米の原油在庫は過去6週間のうち5週で増加している。

  米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、資産運用会社によるWTIの先物とオプションの買越残高は6日終了週に4.3%減り44万6023枚。買いポジションが3.1%減少する一方、売りポジションは15%増え、昨年12月初め以降で最大の増加を示した。

原題:Oil Short-Selling Rears Its Ugly Head as Shale Boom Fears Mount(抜粋)

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