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トランプ米大統領:EUの貿易障壁・関税撤廃なければ適用除外認めず

  • マルムストローム欧州委員は適用除外されるか不透明だと述べていた
  • 日・米・EUは来週パリのOECD閣僚会合でさらに協議

欧州委員会のマルムストロ-ム委員(通商担当)が10日、欧州連合(EU)は米輸入関税の適用を除外されるかどうか「すぐにははっきりしない」と述べた数時間後、トランプ米大統領は適用除外の条件を説明し、これを満たさなければ輸入関税を課すとあらためて表明した。

European Trade Commissioner Cecilia Malmstrom Discusses Transatlantic Relationship Following Brexit

マルムストロームEU委員

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  トランプ大統領はツイッターへの投稿で、「貿易で米国を極めて不当に扱っている素晴らしい国々であるEUは鉄鋼・アルミニウム関税について不平を言っている」と指摘。「彼らが米国からの輸入品への過酷な障壁・関税を撤廃すれば、われわれもそうするだろう。巨額の貿易赤字となっている。彼らが撤廃しなければ、われわれは乗用車などに課税する。これが公正だ!」と表明した。

  マルムストローム委員はこの日、これに先立ち、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表、世耕弘成経済産業相とブリュッセルで会談。会談終了後、「率直」だが成果に乏しい協議だったとし、依然として「米国の具体的な除外手続きはすぐにははっきりしない」と発言。「米国と密接な安全保障・貿易パートナーであるEUは発表された措置の対象から除外されるべきだ」と訴えた。

  会談後の共同声明によると、マルムストローム、ライトハイザー、世耕の3氏は来週、パリで開かれる経済協力開発機構(OECD)閣僚会合の合間にさらに協議する。

原題:Trump ‘Clarity’ on Tariffs Not What EU Was Looking For (1)(抜粋)

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