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米ミネアポリス連銀総裁:雇用統計、まだ完全雇用でないことを示唆

米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、米経済が本当に完全雇用の状態にあるか疑問を呈した。金融当局者の多くはたびたび、完全雇用の状態にあるとの認識を示している。

  総裁は9日、31万3000人の雇用増が示された2月の米雇用統計発表後、「米国はこれまで最大限の雇用状態だった。そして今、最大限の雇用状態にある」とツイッターに投稿。

  このツイートに一部が混乱、カシュカリ総裁は意図を明確にするため連投した。

  総裁は「私がツイートに『皮肉』を込めたのは明白だと思っていた」とし、「説明させてほしい。最大限の雇用状態にあるとわれわれは言い続けているのに、誰もが職を望んでいる。それは、最大限の雇用状態にはなかったことを示唆している」と記した。

  カシュカリ総裁が指摘するように、雇用には改善の余地があると考える理由は見いだせる。2月の雇用統計では労働参加率が大きく上昇。これは、それまで労働市場から退出していた人が復帰しつつあることを示唆している。参加率は人口動態から考えれば低下するはずで、ここ数年は比較的低位で推移していた。

原題:Kashkari Says Jobs Data Are Sign U.S. Not at Full Employment Yet(抜粋)

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