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Photographer: DANIEL ACKER
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ヘッジファンドに輝き戻る、投資家の期待は6年ぶり高水準

  • 投資家は18年にプラス8.5%のリターンを期待-クレディS調査
  • ボラティリティー上昇と金利正常化に向かう流れの中で楽観強まる
Pedestrains walk outside the New York Stock Exchange in New York, U.S., on Friday, July 17, 2009. Most U.S. stocks fell, trimming the best weekly gain since March for the Standard & Poor's 500 Index, as lower profit at General Electric Co. and slowing sales growth at Google Inc. offset a jump in housing starts.
Photographer: DANIEL ACKER

2017年に期待を上回る高いパフォーマンスを残したヘッジファンドに対し、投資家からアンコールの合唱が起きている。

  クレディ・スイス・グループの調査によると、投資家は18年にプラス8.5%のリターンをヘッジファンド運用者に期待している。これは金融刺激策による大量の資金注入の恩恵を受けて世界市場が回復モードにあった12年以来の高い水準だ。

  金利正常化とボラティリティーが高まる世界で運用担当者は期待を抑えようと試みるが、昨年の驚くような成績を受けてヘッジファンドの見通しは明るさが増した。昨年12月と今年1月に実施された同調査によると、17年はリターン目標プラス7.3%に対し、実現リターンが平均でプラス8.5%に達した。同調査にはヘッジファンドに計1兆1000億ドル(約117兆円)投資する45社が参加した。

Great Expectations

Hedge fund investors pump up projections for 2018 returns to a six-year high

Source: 2018 Credit Suisse global hedge fund investor survey

           
  アルファ・セオリーのポートフォリオコンサルティング担当プレジデント、ベンジャミン・ダン氏は「市場では一段とばらつきが見られ、ボラティリティーも高まっているが、運用が適切なら利益をもたらすはずだ」と指摘。「ボラティリティーが抑制されていた過去数年よりも、ずっと多くのアルファ獲得を可能にする」と述べた。
  
  クレディ・スイスのマネジング・ディレクターでキャピタル・サービス世界責任者のロバート・レナード氏は「ヘッジファンドの17年の成績が良好だったため、投資家の期待が今年高まるのは当然だ」と述べる一方、「マーケットのバリュエーションが過去数年で着実に上昇したため、投資家は下落リスクに備えたヘッジファンドのポートフォリオも一段と注視している」と付け加えた。
           

原題:Hedge Fund Mojo Is Back With Investor Hopes at Six-Year High (1)(抜粋)

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