ECB、資産購入巡るガイダンスを微調整-経済への自信示す

  • 必要ならば債券購入プログラムの規模を拡大するとの文言を削除
  • 「少なくとも」9月末まで継続-延長の可能性は残す

欧州中央銀行(ECB)は8日、市場予想に反し、政策のフォワードガイダンスを微調整した。貿易戦争やポピュリズム台頭への懸念にもかかわらず、ユーロ圏経済への自信を示した格好だ。

  政策委員会はガイダンスの中の、必要ならば債券購入プログラムの規模を拡大するとの文言を削除した。月額300億ユーロ(約3兆9500億円)の購入を少なくとも9月末まで続けると重ねて表明し、延長の可能性は残した。政策金利は全て据え置き、債券購入終了後も相当期間、現行水準にとどまるとの見通しも繰り返した。

  発表後にユーロは対ドルで一時0.5セント上昇。フランクフルト時間午後1時50分現在は前日比0.1%高の1.2423ドル。

  文言の変更は4年にわたる量的緩和(QE)政策からの脱却に向け、より明確な道筋を示すことを望む当局者の意見が優勢だったことを示唆する。エコノミストらはガイダンスの変更無しを予想していた。

原題:ECB Tweaks Policy Language in Sign of Confidence in the Economy(抜粋)

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