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日本の投資家、ドイツ債とフランス債を大量購入-半年ぶり水準

  • 米国債は4カ月連続で売り越し、中国が売ることへの懸念も背景
  • 欧州債の緩やかな利回り上昇とユーロの見通し改善が欧州債需要喚起

日本の投資家は1月に、ドイツとフランスの国債を半年ぶりの規模で買い越した。米国債は4カ月連続で売り越した。

  財務省が8日公表した国際収支データによれば、投資家はドイツ債を9224億円買い越し、これは昨年7月以来で最大。フランス債は1兆円買い越し、米国債は9208億円売り越した。

  欧州債を買い米国債を売るのがここ数カ月の日本のファンドの傾向だ。米利上げ加速見込みと米国債利回り上昇、ヘッジコスト上昇で米国債の妙味が薄れる一方、欧州の力強い成長は幾つかの政治リスクを補って余りある。

  ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは、欧州債の緩やかな利回り上昇とユーロの見通し改善が需要を喚起したのだろうと指摘。中国が米国債の購入を減らすかもしれないという臆測も米国債に対して日本の投資家を慎重にした可能性があると付け加えた。

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原題:Japanese Snap Up German, French Bonds While Shunning U.S. Debt(抜粋)

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