「ジャックダニエル」を敵に回したトランプ米大統領-鉄鋼関税巡り

  • ブラウンフォーマンCEO:鉄鋼関税賦課に強く反対
  • 米政策の意図せざる犠牲者となる恐れ-EUが報復関税を計画
Photographer: Luke Sharett
Photographer: Luke Sharett

トランプ米大統領が打ち出した鉄鋼・アルミニウム輸入への関税措置が思わぬ敵をつくった。「ジャックダニエル」の酒造会社だ。

  この伝統あるテネシーウイスキーを造るブラウンフォーマンは、製品を缶ではなくボトルに詰めるため、輸入関税賦課からそれほど大きな直接的な影響はない。だがトランプ大統領が関税導入を強行した場合に備え、欧州連合(EU)が報復関税を計画しており、その対象は消費財や農産品、鉄鋼製品、自動二輪車、ジーンズ、バーボンウイスキーと多岐にわたる。

  ブラウンフォーマンのポール・バーガ最高経営責任者(CEO)は7日のアナリストとの電話会見で、トランプ政権の鉄鋼関税に強く反対すると表明し、同社が「この政策の意図せざる不幸な犠牲者になり得る」と指摘した。

  「われわれの製品の圧倒的多数は米国内で製造されており、ここ数年にわたりわれわれは米国の生産拡大に向け積極的に投資していると私は言いたい」と述べた。

原題:Jack Daniel’s Maker Warns That It May Be Victim of Trump Tariffs(抜粋)

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