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アジア株最大のリスクはトランプ氏-ファンドマネジャーが警告

  • 米中の通商関係を注視、マクロに深刻な打撃も-ブラックロック朱氏
  • トランプ氏のツイートに要注意-フィデリティのハウイット氏
ブラックロックの朱悦氏
ブラックロックの朱悦氏 写真家:Justin Chin / Bloomberg
ブラックロックの朱悦氏
写真家:Justin Chin / Bloomberg

今年のアジア株投資は、全てホワイトハウス次第のようだ。
 
  鉄鋼とアルミニウムに輸入関税を課すトランプ米大統領の提案にアジア市場が引き続き揺さぶられる中、ブラックロックの朱悦氏やジャナス・ヘンダーソン・インベスターズのウィー・メイリン氏らファンドマネジャーは輸入関税の対象が他の分野にも広がっていく可能性があると懸念を示した。これが米国と中国の通商関係のさらなる悪化を招き、アジア株全体に波及する恐れがある。

  ブラックロックで中国株チームを率いる朱氏は「われわれの最大の懸念事項は、米通商法301条に基づく中国の知的財産活動に関する調査の結果や潜在的な行動だ。これが米中両国のマクロに一層深刻な打撃を与える可能性がある」と述べた。

  フィデリティでオーストラリアのオポチュニティーファンドの運用に携わるケート・ハウイット氏は「マールアラーゴからのツイート」に気を付けるよう投資家に忠告。マールアラーゴはフロリダ州にあるトランプ氏の別荘を指す。

Volatile Markets

  ジャナスの中国戦略を共同管理するウィー氏は、輸入関税は「近隣窮乏化政策の始まりである可能性があり、世界貿易にとって好ましくない」と指摘した。

原題:Asia Fund Managers Point to Trump as Biggest Risk for Equities(抜粋)

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