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コストコ好決算も米ディスカウント小売業界巡る懸念残る

  • 売上高・利益が予想上回るも時間外取引でコストコの株価下落
  • ウォルマートやダラーツリーの失望される決算後、投資家納得せず

会員制卸売りの米コストコホールセールは、ディスカウントチェーン業界で最も強い1社であることをあらためて証明したが、業界全体に対する幅広い懸念を払拭(ふっしょく)するのは容易ではないようだ。

  7日の米株式市場での通常取引終了後の発表によると、コストコの第2四半期(2月18日まで)決算では、既存店売上高がアナリストの予想を上回り、全体の売上高と利益も市場予想より高い数字となった。それでも同社の株価は時間外取引で一時1%強下落し、185.25ドルを付けた。ウォルマートやターゲット、ダラーツリーの失望される決算を受け、投資家を納得させるには不十分だったもようだ。

Trying to Keep Its Edge

  コストコの米国内既存店売上高はこの1年余り、毎月増加している。また、ウォルマートが会員制量販店サムズクラブの63店舗を閉鎖する決定は、コストコの売り上げを18億ドル(約1900億円)押し上げる可能性があるとスティーフル・ニコラスは試算する。

  一方、ダラーツリーの株価は14%安で通常取引を終了。1営業日の下げとしては2009年以来の大きさだった。同社がこの日示した通期の利益見通しは、アナリストの予想を大幅に下回った。

原題:Costco Outshines Other Discount Chains, But Concerns Linger (1)(抜粋)

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