ビットコイン下げ止まる、日米の規制懸念一服-SECや金融庁動く

更新日時
  • ロンドン時間午前は1万ドル付近に回復-アジア時間は一時4%安
  • バイナンスでの窃盗騒動も投資家の不安に拍車

ロンドン時間8日午前の取引で仮想通貨ビットコインは下げ止まった。日本当局の行政処分や米国の取り締まり強化姿勢の影響を投資家が見極めようとしている。

  ロンドン時間午前8時38分現在は前日比ほぼ変わらずの1万ドル付近。アジア時間の取引では一時4%余り下落し1万ドルを大きく割り込んでいた。前週末比では10%安。

  日本の金融庁は仮想通貨の交換業者2社に1カ月間の業務停止命令を出すなどの行政処分を行った。この数時間前には米証券取引委員会(SEC)が多くのオンライン取引プラットフォームは「国法証券取引所」として登録すべきだと表明した。

  世界各国の政府はマネーロンダリング(資金洗浄)やサイバー窃盗、取引システム障害などの懸念が広がる仮想通貨交換業者に厳しい監視の目を向けている。

  取扱高で世界最大級の仮想通貨交換業者の一つであるバイナンスでハッカーによる「不正取引」があったとのニュースが7日に伝わったことも、法律上グレーゾーンで運営されることが多いこうしたプラットフォームの利用に伴うリスクを浮き彫りにした。バイナンスは盗まれた資金はないと説明したものの、誤った取引の一部を元に戻すことはできないとしており、詳細は明かしていない。

原題:Bitcoin Under Pressure as U.S., Japan Revive Regulation Concern(抜粋)
Bitcoin Steadies Amid U.S., Japan Regulatory Clampdown Concern

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