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【NY外為】ドル小幅安-米貿易政策見極めで加ドルは下げ渋り

更新日時

7日のニューヨーク外国為替市場ではドルが小幅安。一時上昇していたが、午後に上げを失った。カナダ・ドルはこの日も米国の保護主義的な政策を巡る動きが影響し、主要通貨の大半に対して下落した。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.2%高となる場面もあった。ドルは円やポンド、ユーロに対してはほぼ変わらずないし小幅下落した。

  カナダ・ドルの下げ渋りで、ドル指数は午後に上げを消した。サンダース米大統領報道官は、週内の発表が予定されている輸入関税についてカナダとメキシコを適用除外にする可能性があると述べた。これに反応してカナダ・ドルは下げを縮めた。カナダのトルドー首相は先に、鉄鋼・アルミニウム輸入への関税賦課の対象からカナダを除外するようトランプ大統領に働き掛けたと述べていた。

  ニューヨーク時間午後4時35分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%未満低下。ドルは対円で0.1%安の1ドル=106円06銭。ユーロは対ドルで0.1%上昇し1ユーロ=1.2412ドル。米ドルは加ドルに対して0.2%高の1米ドル=1.2901加ドル。一時は1%高となる場面もあった。

  米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、労働市場の引き締まりに伴う賃金上昇を指摘したが、ドル相場にはほとんど影響しなかった。

欧州時間の取引

  欧州時間には円が上昇。コーン米国家経済会議(NEC)委員長の辞任により、トランプ大統領の保護主義的な姿勢が強まるとの懸念が広がり、円はアジア時間から大きく上げていた。

原題:Dollar Pares Gain as Trade War Threat Further Devalues Loonie(抜粋)
Yen Jumps After Cohn Exit as China Trade Risk Weighs on Loonie

(第3段落に加筆、5段落以降を追加し更新します.)
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