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ブラジルのルラ元大統領、収監に近づく-人身保護令の請求退けられる

  • 元大統領の収監時期は依然未定だが、出馬はさらに困難に
  • 控訴裁は1月、元大統領の有罪判決を支持する決定を下した

ブラジルのルラ元大統領が収監を回避するため求めていた人身保護令状について、同国の高等司法裁判所(STJ)は6日、認めない判断を示した。これにより、元大統領は服役に向けて一歩近づいた。

  STJの判事5人がルラ元大統領の請求を退けることで一致した。控訴裁判所は1月、元大統領に収賄などで有罪判決を言い渡した下級審の判断を支持する決定を下し、刑期を12年余りに延長した。

  ルラ元大統領が他の異議申し立て手段を追求していることから収監時期は依然として未定だが、今回のSTJの判断により、10月に行われる大統領選挙の世論調査で首位に立つ元大統領の出馬はさらに困難になる。

  MDAがブラジル運輸連盟(CNT)の委託で実施した6日公表の世論調査によると、ルラ元大統領の支持率は33.4%と、昨年9月時点の32%から上昇した。

  ルラ元大統領は再三にわたって不正行為を否定しており、訴追は政治的な動機に基づくものだと主張している。

原題:Brazil’s Lula Inches Closer to Prison After Court Ruling (3)(抜粋)

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