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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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トランプ「信者」集まる米中部、株高強気姿勢に揺るぎなし

  • テキサスやルイジアナ州などで証券口座開設、株への投資拡大続く
  • 「株高は大統領のおかげだと誰もが考えている」-金融アドバイザー
American flags hang on display outside the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, March 5, 2018. U.S. stocks turned higher and Treasuries erased gains as investors speculated that President Donald Trump's tough tariff talk won't translate into the most severe protectionist policies.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米株式市場で2017年は超強気だった相場が18年に入り著しい変動に見舞われる中、ウォール街では「トランプトレード」の最盛期は過ぎたとの見方が広がっている。もちろんさらなる上昇はあり得るが、過去1年4カ月に見られた30%上昇のような強気局面は望めないという見通しだ。

  しかし大統領選でトランプ氏の支持率が圧倒的に高かった米中部の大都市や中小自治体では、生活に比較的ゆとりがある熱烈な支持者らが証券口座を開設したり、既存口座への投資を拡大したりしている。十数人のアドバイザ-やブローカーを対象にしたインタビュー調査で明らかになった。例えば、テキサス州サンアンジェロ、ルイジアナ州コビントン、サウスダコタ州スーフォールズに住む彼らは、強気局面は始まったばかりだと信じ込んでいる。

  サンアンジェロでエドワード・ジョーンズの金融アドバイザーを務めるジミー・フリーマン氏は、米国株への楽観見通しを「毎日のように耳にする」とした上で、「株式相場はトランプ大統領のおかげで上昇している。トランプ大統領のおかげだと誰もが考えている」と説明した。

  こうした人々に影響を及ぼしてきたのが、昨年の株高を自らの手柄だと誇らしげに語るトランプ大統領のツイッター投稿だ。株高に陰りが出て、こうした内容のツイートが途絶えつつある中でも、投資家の考えは揺らいでない。スーフォールズでビジョンポイント・アドバイザリー・グループの投資アドバイザーとして働くジミー・ワゴナー氏は、「人々の姿勢に本当に影響を及ぼした」と指摘した。

  熱狂感はあまりに強いので、エドワード・ジョーンズのコビントン在住アドバイザー、ロブ・スミス氏は投資家に冷静さを促すほどだ。「特定の政治家や出来事が市場に長期のプラスとかマイナスの影響をものすごく及ぼすとは、考えない方がいいと私は言っている」という。しかし、耳を貸す人々はいない。

原題:In Trump Country, the Stock Bulls Are Freaking Out Their Brokers(抜粋)

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