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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
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【NY外為】安全通貨が軟調-北朝鮮情勢や米関税巡る動きで

更新日時
A 2017 50 subject uncut sheet of $1 dollar notes bearing the name of U.S. Treasury Secretary Steven Mnuchin sits on display at the U.S. Bureau of Engraving and Printing in Washington, D.C., U.S., on Wednesday, Nov. 15, 2017.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

6日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。ドル指数は一時0.5%を超える下げとなった。北朝鮮が核兵器放棄の可能性を示唆したことが手掛かり。トランプ大統領の輸入関税方針への反対を表明する政権メンバーが増えたこともあり、ドルや円、スイス・フランといった安全通貨の需要が後退した。

  ドルは主要10通貨のほぼ全て、また新興国通貨の過半数に対して値下がり。円とスイス・フランも主要通貨の全てないし大半に対して下落した。

  ニューヨーク時間午後4時33分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.4%安。ドルは対円でほぼ変わらずの1ドル=106円18銭。ユーロは対ドルで0.6%高の1ユーロ=1.2406ドル。

  この日の早い段階では、トランプ大統領の関税方針への反対の動きが強まっていることから、再検討ないし方針の緩和につながる可能性があるとの見方が広がった。

  ムニューシン財務長官はこの日、米議会委員会の公聴会で関税賦課について問われ、「われわれは貿易戦争に踏み込もうとしているのではない」と述べた。またトランプ大統領に近いパーデュー米上院議員(共和)は、大統領は関税方針の見直しにオープンな可能性があると述べた。

欧州時間の取引

  欧州時間も米国の輸入関税がテーマとなった。欧州連合(EU)は米国に対する報復関税を準備している。ブルームバーグが入手した欧州委員会作成のリストによると、EUは28億ユーロ(約3700億円)相当の米国からの輸入品に25%の関税を課す計画だ。

原題:North Korea Progress, Easing Trade Angst Reduce Haven Demand(抜粋)
Dollar Falters as Trump’s Trade War Threat Looms, Pound Steadies

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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