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EU、英国に提示する将来の通商関係は曖昧な内容-関係者

  • 詳細に欠け、具体的内容は英国が離脱後に交渉する必要
  • 英政府は離脱前に完全な協定を結びたい考え

メイ首相が欧州連合(EU)から手渡される将来の通商関係に関する合意書は詳細に欠け、英国は多くの具体的な部分について離脱後に交渉しなければならないという弱い立場に立たされそうだ。

  事情に詳しい4人の関係者によると、EUは将来の通商関係についての合意書に用いる最終的な表現を曖昧にしておくことを計画。EUは向こう3カ月で草案作成作業を始め、夏よりも前の公表を目指していると、関係者2人が述べた。

  英国は少なくとも表向きでは、EUを離脱する2019年3月以前に詳細な通商協定を確保したいとの希望を繰り返し表明している。それまでに巨額の清算金支払いに合意しているはずで、離脱時までに交換条件として提示できる多くのカードを失っているとみられるからだ。

  だが、EU側は英国の離脱時までに結べる合意は主に離脱時の問題で、将来の関係については法的な拘束力を持たない政治的な趣意書にとどまるとの見方だ。その趣意書にどれだけの詳細が盛り込まれる見通しか、EUは明らかにしていない。

原題:EU Is Said to Plan Vague Trade-Deal Offer in Blow to U.K.(抜粋)

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