Photographer: STEVE GSCHMEISSNER/Science Photo Library RM

富士フイルム、3Dマンモグラフィー巡る特許侵害で米ホロジック提訴

  • 富士フイルムは損害賠償ないしロイヤルティーの支払いなど求める
  • ホロジックは米国輸入阻止へ「偽りの訴訟」を提起-富士フイルム
Photographer: STEVE GSCHMEISSNER/Science Photo Library RM

富士フイルムホールディングスは2日、米ホロジックが反トラスト法に違反しているとしてデラウェア州ウィルミントンの連邦地裁に提訴した。がん診断用3Dマンモグラフィー画像市場を特許と訴訟の乱用を通じて支配していると訴えている。

  富士フイルムは、ホロジックが乳房組織の3D画像キャプチャーと処理に関する特許4件を侵害していると主張。損害賠償ないし妥当なロイヤルティー支払いに加え、さらなる特許侵害を封じる裁判所命令を求めている。
  
  グランド・ビュー・リサーチの2017年1月のリポートによると、世界のマンモグラフィー市場は25年までに約40億ドル(約4250億円)規模への拡大が見込まれ、中でも3Dシステムのシェアが伸びている。ホロジックは3D画像分野で81%のシェアを握るが、富士フイルムは17年1月に米連邦食品医薬品局(FDA)から3Dシステムの販売認可を得た。

  マサチューセッツ州マールボロを本拠とするホロジックの広報担当者ジェーン・マズール氏はコメントを控えた。

  富士フイルムによれば、ホロジックは富士フイルム製品の米国輸入を阻止しようと「偽りの訴訟」を提起。ホロジックが17年6月に提起した米国際貿易委員会(ITC)への訴訟は、富士フイルムに「反競争的損害」を負わせることを意図した行為だと非難している。

  富士フイルムとホロジックは2月13日に仲裁役のITC判事と面談したが、この係争解決で合意には至らなかった。ITCでの審理は4月に始まる予定。
      

原題:Hologic Rival Cites Abuse in $4 Billion Breast-Screening Sector(抜粋)

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