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イタリア:国債と株下落、選挙で反エスタブリッシュメントが躍進

  • ドイツ債とのスプレッドは2月23日以来の水準に拡大
  • 月末まではリスクが市場を支配、イタリア債に圧力-ウニクレディト

イタリアに政治リスクが戻った。

  4日投開票のイタリア総選挙では、反既成勢力の政党が票を伸ばした。いずれの陣営も過半数には届かずハングパーラメントとなる見込み。イタリアの国債と株式相場は下落した。

  5日午前時点の開票結果に基づく予測によると、ユーロ懐疑派の「五つ星運動」と反移民の「同盟」が票を伸ばし、連立すれば少なくとも上下院いずれかで過半数を取れる可能性がある。ブルームバーグの調査で、これは最悪のシナリオと見なされていた。

  バシレイオス・グキオナキス氏らウニクレディト・バンクのストラテジストはリポートで「市場は選挙前に、ポピュリスト政党が政府で主要な役割を担う可能性を非常にわずかしか織り込んでいなかった」と指摘。選挙結果はハングパーラメントであり、政権樹立の正式交渉が始まる月末まではリスクが主要なテーマとなること、またポピュリスト政党が予想よりはるかに健闘したことにより、イタリア債への圧力が続くだろうと予想した。

  ローマ時間午前8時59分現在、10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.03%。先週は10bp低下していた。ドイツ債とのスプレッドは8bp拡大し140pbと、2月23日以来の大きさ。FTSE・MIB株価指数は0.8%安の21741。

Italian Stress

原題:Italy Bonds, Stocks Slide as Anti-Establishment Parties Surge(抜粋)

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