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米ブラックストーン:北朝鮮と対米投資審査を懸念材料に追加

  • 1日遅くに届け出た年次報告で懸念材料をリストアップ
  • CFIUSの権限拡大に向けた動きに警戒感

世界最大のプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社、米ブラックストーン・グループは昨年、記録的な利益となったが、スティーブ・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)率いる同社の心配事は尽きない。

  ブラックストーンは1日遅くに届け出た年次報告で、幾つかの新たな懸念材料を取り上げた。マクロ経済環境の悪化や規制を巡る不透明感、重要な幹部の流出といったよく耳にする問題に加え、北朝鮮との緊張の高まりや海外からの対米投資についての審査もリスクとして挙げた。

  • 地政学的懸念:
    • 弾道ミサイルの発射実験と核計画に関して北朝鮮との緊張の高まり
    • イラン核合意の枠組みを米国があらためて認めるかどうか不確実
    • 英国の欧州連合(EU)離脱交渉
  • 海外からの投資:
    • 米国では最近、対米投資に絡んだ安全保障問題を扱う対米外国投資委員会(CFIUS)の権限を拡大する法案が検討されており、案件審査のプロセスが強化される可能性がある
    • この動きが進展すれば「潜在的な買い手の数が減るとともに、一部の既存および将来の投資に伴うバリューを現実化するわれわれのファンドの能力を制限するかもしれない」-ブラックストーン

原題:Blackstone Adds North Korea, CFIUS Crackdown to List of Worries(抜粋)

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