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成績首位のマクロファンド、先月16%損失-ボラティリティー復活で

  • プルレブ・グローバル・マクロ・ファンドの昨年のリターンは52%
  • 2月の市場の混乱が同ファンドの運用成績に影響

シンガポールに拠点を置く「プルレブ・グローバル・マクロ・ファンド」は昨年にプラス52%のリターンを上げたが、2月にはボラティリティー(変動性)の復活を背景にその3分の1近くを失った。

  同ファンドの昨年の運用成績は資産1億ドル(約106億円)超のマクロファンドの中で首位だったが、2月はマイナス16%。ブルームバーグが入手したニュースレターの暫定集計で明らかになった。主に株式への賭けが響いた。一方、ユーリカヘッジ・マクロ・ヘッジファンド指数は先月に0.9%低下した。

  2月は力強い米雇用の伸び、ボラティリティーの上昇、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル新議長が年内の利上げペース加速の可能性を示唆したことを受けて、市場が混乱していた。

  プルレブは「回避できない市場の調整にリスクヘッジで備えていたものの、2月初めの相場のテクニカルな動きは極めて予想外だった」と指摘。「当ファンドはファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)に基づいて投資するため、この局面で悪影響を受けた」と説明した。

  プルレブの運用成績はここ2年連続でライバルを上回っていた。ユーリカヘッジによると、マクロ経済動向に賭けるファンドの運用成績は2016年がプラス3%、昨年がプラス3.6%。プルレブはそれぞれプラス34%、プラス52%だった。

  ニュースレターによると、同ファンドの株式ポートフォリオの先月のリターンはマイナス17%。債券はプラス1.4%、商品と通貨はほぼ横ばいだった。

原題:Top Macro Hedge Fund Lost 16% Last Month on Return of Volatility(抜粋)

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