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カナダ、報復措置を明言-米国が鉄鋼・アルミ関税導入なら

  • カナダ外相:貿易の権益と労働者を守るため対応措置を講じる
  • 関税導入ならリオ・ティントやステルコなどが打撃を受ける見通し
Sparks fly as an employee performs a quality check on a steel slab at the Stelco Holdings Inc. plant in Nanticoke, Ontario, Canada.

Sparks fly as an employee performs a quality check on a steel slab at the Stelco Holdings Inc. plant in Nanticoke, Ontario, Canada.

Photographer: Cole Burston/Bloomberg
Sparks fly as an employee performs a quality check on a steel slab at the Stelco Holdings Inc. plant in Nanticoke, Ontario, Canada.
Photographer: Cole Burston/Bloomberg

カナダはトランプ米大統領が鉄鋼・アルミニウム輸入への関税賦課の公約を実行した場合、報復すると明言した。ただ、カナダは同関税を免除されるのではないかとの期待もにじませた。

  トランプ大統領は1日、国内産業保護を目的に米国が鉄鋼輸入に25%、アルミニウム輸入に10%の関税をそれぞれ課す計画だと明らかにした。詳細は明らかにされていない。これを受け、米国に拠点を置く鉄鋼・アルミ製造業者の株は上昇。カナダが関税免除とされない場合は、同国から鉄鋼とアルミを輸出するリオ・ティント・グループやステルコ・ホールディングスなどは打撃を受ける見通しだ。

  カナダのフリーランド外相は、同国が米鉄鋼輸出の50%超を引き受けており、米国は対カナダ鉄鋼貿易で20億ドル(約2100億円)の貿易黒字になっていると指摘。また、米国がカナダを国家安全保障上の脅威と考えるのは「全く正しくない」と述べた。

  同外相は1日の声明で、「われわれは常にカナダの労働者と企業のために立ち上がる」とした上で、「カナダの鉄鋼とアルミ製品に規制が課された場合、カナダは貿易の権益と労働者を守るため対応措置を講じる」と表明した。

原題:Canada to Fire Back If Hit With U.S. Steel and Aluminum Tariffs(抜粋)

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