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米自動車販売:2月は米大手で小型トラック大幅減、鈍化の兆し

更新日時
  • シボレー、GMC、ラムなどピックアップトラックが2桁の落ち込み
  • フォードも販売減、ピックアップのFシリーズは健闘

2月の米自動車販売は、ゼネラル・モーターズ(GM)とフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)でピックアップトラックが大きく落ち込んだ。利益率の高いこのセグメントは米自動車市場が縮小する中でも健闘していたが、ここにきて先行きが不透明になってきた。

  販売台数はGMで6.9%減(アナリスト予想は4.5%減)、FCAで1.4%減(同11%減)となった。FCAの「ラム」、GMの「シボレー・シルバラード」および「GMCシエラ」のピックアップトラック3種は、いずれも15%以上の減少だった。フォード・モーターは、ピックアップで最も売れ筋の「Fシリーズ」がトレンドに逆らい小幅増加したが、全社では6.8%減と市場予想(6%減)より悪かった。

Truck Wars

Ford's segment leader still in first place as rivals prepare pickups for overhauls

Source: Autodata Corp., company statements

Note: 2018 data for January and February only

  調査会社オートデータによれば、業界全体の販売台数は季節調整済みで年率換算1708万台と、前年同月(1750万台)を2.4%下回った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想の平均は1690万台だった。

  日本勢では日産自動車が4.3%減と、やはりアナリスト予想に届かなかった。ピックアップトラックの「タイタン」は26%増となったが、これは日産の製品ラインアップに占める割合も、全体のピックアップ市場に占める割合も依然低いモデルだ。セダンの「アルティマ」は26%減少した。

Frigid February

Most automakers are projected to report declines in U.S. sales last month

Sources: Bloomberg reporting, company statements

"—" indicates that the figure hasn't yet been released

  エドマンズの業界分析担当エグゼクティブ・ディレクター、ジェシカ・カルドウェル氏は、「今年は自動車業界にとり、苦いが服用しなければならない薬になるだろう」とし、「業界はまだだいぶ健全な状態にあるが、ここ数年にわたり記録的な販売が続いていただけに、そのように感じられないかもしれない」と続けた。

原題:Detroit Pickup Sales Plunge as U.S. Auto Demand Poised to Slow(抜粋)
Autodata: Feb. Light Vehicle SAAR 17.08m Units, Est. 16.9m

(第3段落に業界全体の数字を加え、更新します.)
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