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ハイテク富豪の資産1.2兆円増加-NYから中国に上場先変えるだけで

  • オンラインセキュリティー会社の奇虎360は16年にNYで上場廃止
  • 同社の創業者の周鴻禕氏は中国12位の富豪となった

自分の会社の上場先を別の証券取引所に変えるだけで純資産を何倍にも増やすことができるのに、なぜ約20億ドル(約2100億円)の純資産で満足しなければならないのか。

  周鴻禕氏はこの考えを実行した。同氏は自身のオンラインセキュリティー会社、奇虎360を中国に移し、シェルカンパニーに統合した。シェルカンパニーの株価は昨年11月に同氏が中国での上場計画を発表後、最大550%値上がり。奇虎360は2016年7月にニューヨーク証券取引所(NYSE)で上場廃止となり、今年2月28日に上海市場で三六零安全科技(360セキュリティー・テクノロジー)として取引を開始した。 この一連の動きを受け、周氏の純資産はブルームバーグ・ビリオネア指数によれば136億ドル(約1兆4500億円)に増加し、中国12位の富豪となった。

China Internet Security Conference 2017 (ISC) Held In Beijing

周鴻禕氏

撮影:VCG via Getty Images

  三六零安全科技は上海市場での取引初日にもみ合いの展開となり、3.8%高で開始し、10%安で引けた。

  周氏(47)は2000年代の一時期、検索エンジンの新興企業を米ヤフーに売却後、ヤフー・チャイナの責任者を務めた。06年には奇虎360を富豪の戚向東氏と共同で設立した。

原題:Tech Mogul Gets $12 Billion Richer Just by Leaving New York (1)(抜粋)

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