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Photographer: Oliver Bunic/Bloomberg

トランプ政権、鉄鋼・アルミ輸入への高率の関税発表へ

更新日時
  • 大統領が関税について1日にも決定を発表-関係者
  • 中国の反発を招き、同盟国との関係も損なう恐れ
Rolls of sheet aluminum stand on pallets in a storage area ahead of shipping at the Impol Seval AD plant in Sevojno, Serbia, on Wednesday, Oct. 9, 2013. The London Metal Exchange's plan to ease congestion at warehouses storing near-record amounts of aluminum will accelerate deliveries and reduce premiums paid for supply, at a time when prices are already near a four-year low.
Photographer: Oliver Bunic/Bloomberg

トランプ米大統領は1日、鉄鋼・アルミニウム輸入への高率の関税を発表する見込みだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。強硬な通商政策を掲げるトランプ政権による行動では、これまでで最も厳しい措置となり、反発は中国のほか同盟国にも広がる恐れがある。

  関係者2人によれば、トランプ氏は側近に対し、全ての国からの鉄鋼輸入に25%、アルミ輸入には10%の関税を発表したい考えを伝えた。協議が公になっていないことを理由に匿名で語った。決定の詳細が変わる可能性もあり、一部の国を除外することもあり得ると、関係者1人は語った。

  鉄鋼・アルミ輸入が国家安全保障を損ねていると米商務省が結論づけて以来、トランプ氏は輸入抑制へ幅広い選択肢を検討してきた。決定に先立ち、大統領は側近に対し、同省が提示した選択肢の中では最も厳しい24%の関税を鉄鋼輸入に課す方向に傾いていると伝えていた。

  トランプ政権の動きは、世界最大の鉄鋼・アルミ生産国である中国の報復を招く可能性がある。また、カナダやメキシコなどの主要同盟国との関係が悪化する恐れもある。

  大統領は昨年4月、通商拡大法232条に基づき、鉄鋼・アルミ輸入の国家安全保障への影響について調査するよう商務省に指示。同省は今年1月、最終的な報告書を大統領に提出していた。

原題:Trump Is Said to Likely Impose Stiff Steel, Aluminum Tariffs(抜粋)

(3段落目以降に背景などを追加して更新します.)
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