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中国:MMFも金融リスク抑制対象、117兆円規模に急拡大で-関係者

  • リスクが比較的小さいとみられていた分野にも当局の監視広がる
  • 1日当たり解約額の上限を1万元に設定する計画

中国当局は、金融リスク抑制の対象にマネーマーケットファンド(MMF)を加える方針だ。投資家による1日当たりの解約額に上限を設ける。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  公に話す権限がないとして匿名を条件に話した関係者によると、1日当たり解約額の上限は1万元(約17万円)に設定される。

  今回の動きにより、かつてはリスクが比較的小さいとみられていた分野にも当局の監視が広がることになる。中国証券投資基金業協会によると、中国のMMFは昨年末までに全体で約1兆1000億ドル(約117兆円)と前年の6800億ドルから大きく膨らんだ。

  アリババ・グループ・ホールディング系の螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)が運用する「天弘余額宝」など一部のMMFでは、投資家がファンドの資金をオンラインや小売店での買い物に直接振り向けることができる。これにも同様の制限が適用される見通しだと関係者は話した。

  中国人民銀行(中央銀行)は昨年5月、個人が余額宝に投資できる上限金額を引き下げるようアントに促したと事情に詳しい複数の関係者が明らかにしていた。

  人民銀と中国証券監督管理委員会(証監会)にファクスでコメントを2月28日に求めたが、いずれからも返答はなかった。

原題:China Is Said to Plan Curbs on $1 Trillion in Money-Market Funds(抜粋)

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