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ピカソの絵13点に2日間で165億円-誰のため、何のための大量購入か

  • 美術商ガー・ジョンズがピカソの絵画を大量落札
  • クオリティーがかなり違う多くの作品を欲しがる目的が疑問と専門家

国際的な美術商1社が今週、ピカソの絵画を買いまくった。顧客向けにアート作品を売買するガー・ジョンズは2日間で少なくともピカソの13作品を購入するため1億5500万ドル(約165億円)を支払った。

  サザビーズによれば、同社が2月28日に開いた競売でガー・ジョンズはピカソの絵画4枚を計7380万ポンド(約108億円)で落札。同社はその前日、クリスティーズのオークションでピカソの少なくとも9作品を約3890万ポンドで手にしていた。アート業界のニュースレター、べアー・ファクストが伝えた。

Picasso

ピカソの愛人、マリーテレーズ・ワルテルの肖像画

ソース:Sotheby \ ’s

  スペインの画家パブロ・ピカソが1937年に愛人のマリーテレ-ズ・ワルテルを描いた作品が、ガー・ジョンズが今週手に入れたピカソ作品の中の目玉だ。サザビーズの競売で、この肖像画「Femme au beret et a la robe quadrillee」に予想を上回る4980万ポンドという値が付けられた。最も安く買われたのはクリスティーズの競売にかけられた92年の作品「Citron et verre」で39万2750ポンド。

  印象派とモダンアートを専門とする美術品ディーラー、デービッド・ナッシュ氏は「一体誰がクオリティーがかなり違うこれだけ多くのピカソ作品を一気に欲しいと考えるのか想像し難い。ガー・ジョンズが誰のために落札したのか、何のための大量購入かが本当の疑問だ」と電子メールでコメントした。

原題:Thirteen Picassos Sold in Two Days and One Firm Bought Them All(抜粋)

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