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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
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成績トップの新興市場株ファンド、アリババと百度に投資集中

  • トリロジーは新興市場株が3年連続で先進国アウトパフォームと予想
  • 昨年の成績はプラス41%-同種ファンド653本の中で最高
Investors stand at trading terminals in front of electronic stock boards at a securities brokerage in Shanghai, China, on Friday, Oct. 13, 2017. A number of economic indicators show \"stabilized and stronger growth\" and the momentum of a 6.9 percent expansion in the first six months of 2017 \"may continue in the second half,\" Peopleâs Bank of China Governor Zhou Xiaochuan said.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

新興市場株ファンドとして指折りの成績を残しているトリロジー・グローバル・アドバイザーズ・エマージング・ウェルス・ファンドは、百度(バイドゥ)とアリババ・グループ・ホールディングの中国インターネット関連2銘柄に大きく賭けている。また今年、新興市場株が先進国の株式を3年連続でアウトパフォームするとみている。

  26億ドル(約2770億円)を運用する同ファンドは昨年末の段階で、資産の1割近くをこの中国2社に投資しており、共同運用するトム・マシ氏とヌーノ・フェルナンデス氏は両社について、比較的低コストで新規顧客を獲得して収入を拡大させる新規事業分野に進出すると予想。また、新興市場株のバリュエーションは企業収益の伸び加速に引き続き支えられるとみている。

  トリロジー・ファンドの成績は昨年プラス41%と、ブルームバーグのデータによれば、アクティブ運用型で運用資産が5億ドル以上のファンド653本の中で最高だった。マシ氏はニューヨークからのインタビューで、「大きな全体の変化が見え始めた」とし、「新興市場で過去12カ月ベースの収益の伸びが本当に先進国を上回り始めた。この傾向は続く」と述べた。

Profits Rising

  昨年末時点で、同ファンドの百度とアリババの持ち分は指標であるMSCI新興市場指数のウエートの2倍近く。これらに南アフリカ共和国のメディア会社ナスパーズとカジノ関連のサンズ・チャイナ(金沙中国)、ロシアのズベルバンクを加えた5社が上位保有5銘柄だった。地域別にみると、インドを幾分オーバーウエートとした一方、韓国と台湾、ブラジルへのエクスポージャーは指標を下回っていた。

原題:Best Emerging-Market Stock Fund Is Betting Big on Alibaba, Baidu(抜粋)

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