OPEC事務局長、米シェール企業幹部と来週夕食会-2年連続で開催

  • OPECとシェール企業は「運命共同体」-同事務局長
  • 昨年の異例の夕食会で対話の場実現、継続は両者共通の願い満たす

石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長は、米国のシェール企業幹部と3月5日にヒューストンで夕食会を計画している。同事務局長とシェール企業幹部との会合は2年連続となる。

  バルキンド事務局長は2月27日のインタビューで「今回の原油価格サイクルから学んだ教訓の一つは、生産者としてわれわれは運命共同体だということだ」と述べた。

  夕食会は、ヒューストンで開催される石油・ガス会社幹部やトレーダー、バンカー、投資家が集う会議に合わせて予定されている。米国の原油生産は日量1000万バレルを超えるまでに増加している。

  バルキンド事務局長は昨年、同様の年次会議に合わせて、パイオニア・ナチュラル・リソーシズのスコット・シェフィールド会長やヘスのジョン・ヘス最高経営責任者(CEO)、チェサピーク・エナジーのダグ・ローラーCEO、コンチョ・リソーシズのティム・リーチCEOら約20人のシェール企業幹部と会食。これ以降、米国の産油量は、主にシェールオイル増産により日量100万バレル余り増えている。これはOPEC加盟国のリビアの産油量に相当する。

  同事務局長は「昨年の会議期間中に開いた会合でも合意したように、対話継続は両者共通の願いを満たすものだ」と語った。  

  従来の産油国と比べ価格シグナルにより速く対応できる米国のシェール企業は、OPECにとって新たな競合相手の一つ。昨年開かれた異例の夕食会で、シェール企業とOPEC加盟国との対話の場が生まれた。

  バルキンド事務局長と米シェール企業幹部との会合については、ロイター通信が先に報じた。

原題:OPEC Head to Meet U.S. Shale Producers for Dinner Next Week (1)(抜粋)

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