米銀シチズンズ株が一時5.6%安-マナフォート被告への融資に関与か

  • 起訴状が指摘した340万ドルの融資は同行が実行したローンと符合
  • 銀行監督当局が同行の調査を開始するのではないかと投資家は懸念

米銀シチズンズ・フィナンシャル・グループ の株価が、26日の米株市場で一時5.6%急落した。2016年の米大統領選挙でトランプ陣営の選対本部長を務めたポール・マナフォート被告に関連し、モラー特別検察官が起訴状で言及した融資への関与の可能性が嫌気された。

  公的記録によれば、起訴状が指摘した「金融機関B」からの340万ドルの融資は、シチズンズ(本店ロードアイランド州プロビデンス)からマナフォート被告が受けたローンと符合する。エバコアISIのアナリスト、ジョン・パンカリ氏によれば、銀行秘密法およびマネーロンダリング(資金洗浄)防止のコンプライアンス(法令順守)プロセスを巡り、銀行監督当局が同行の調査を開始するのではないかと投資家は懸念している。

  パンカリ氏は26日の顧客向けリポートで、「投資家の主要な懸念は、そのような調査が正式な同意審決に発展する可能性があることだ。それが営業コストの重しとなり、成長を抑制しかねない」と指摘した。シチズンズは、マナフォート被告の件に関連し、「われわれが実際に行われている調査の対象になっているとは承知していない」とのコメントを発表した。

  26日の米株市場でシチズンズの株価は4.1%安の44.54ドルで終了。年初来の上昇率は6.1%となっている。

原題:Citizens Falls as Manafort Indictment Presents Regulatory Risk(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE