ドイツ銀、資産運用部門IPOプロセス着手-「最も早い機会」に実施

  • 市場での最近の相場乱高下で遅延の可能性もあるとみられていた
  • ドイツ銀はDWS株25%を約20億ユーロで売却目指すと関係者

ドイツ銀行は26日、資産運用部門DWSの株式を公開する計画を正式に発表した。通常4週間かかる新規株式公開(IPO)の準備プロセスを開始する。

  同行は発表資料で「最も早い機会」にIPOを実施する方針を表明。新株は発行せずドイツ銀行が保有している株式を売却すると説明した。DWSのニコラス・モロー最高経営責任者(CEO)は「IPOが当社の戦略を支え株主に価値をもたらすと確信している」とコメントした。

  ドイツ銀のジョン・クライアンCEOは今年1-3月(第1四半期)末までにはIPOを完了させる方針を昨年11月に示していたが、市場での最近の相場乱高下で遅延の可能性もあるとみられていた。

  同CEOは資本増強策の一環として昨年3月、資産運用部門のIPOを実施する方針を打ち出していた。ドイツ銀は2012年に同部門の大半を売却することを探ったが、希望する価格が得られず断念した経緯がある。

  ドイツ銀は保有するDWSの株式25%を約20億ユーロ(約2620億円)で売却する計画だと事情に詳しい関係者が先に述べている。

原題:Deutsche Bank Kicks Off Asset Management Unit’s Public Offering(抜粋)

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